ビシェイ社、車載グレードWFP Power Metal PlateTMシャント抵抗器を発表
部品数の削減、測定精度を向上
ハイブリッド実装デバイス、20W定格電力、2 mΩの低抵抗値を
3939（10mm x 10mm）ケースサイズで提供
Products mentioned:
WFPMedia Contact - Bob Decker, Redpines
Phone: 1.415.409.0233
Fax: 1.650.618.1512
E-mail: bob.decker@redpinesgroup.com
Sales Contact: http://www.vishay.com/
en/company/contacts/
2019年9月2日：ビシェイ・インターテクノロジー社（米国ペンシルバニア州、NYSE: VSH 、日本法人：ビシェイジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長：小澤政治）は本日、定格電力20 W の車載グレードPower Metal PlateTM シャント抵抗器をケルビン端子付きの3939 (10mm x 10mm)ケースサイズで発表しました。ビシェイDaleブランドのハイブリッド実装WFPA3939と WFPB3939は高電力密度を特長とし、省スペース化、部品数の削減、測定精度を向上し、車載、産業、AMSアプリケーションに最適です。
本日リリースされたデバイスは銅製のヒート・スプレッダーを使用し、最新の熱管理設計手法を組み入れた構造が特長で、Power Metal Plateの優れた電気的特性を維持しながら20Wの定格電力を3939 (10mm x 10mm) パッケージサイズで提供します。AEC-Q200準拠のデバイスは、複数の低電力デバイスの並列接続使用を一つの高電力抵抗器で代替することで電流測定精度を向上、基板スペースを削減し、最終製品の小型化と軽量化に貢献します。
WFPA3939とWFPB3939は、ビシェイ社独自のプロセス技術により2 mΩ ～ 8 mΩの極めて低い抵抗値範囲を±1.0 %の許容差で実現します。車の電子パワーステアリングシステム、ブラシレスDCモーター、電気自動車やハイブリッド自動車のバッテリー管理、産業用アプリケーションの高出力インバータ／コンバータ制御、大型モーター駆動や高電力電流検出モジュール、また計測装置やAMSアプリケーションの電源の電流検出用として最適です。
抵抗器は、ニッケル・クロムまたはマンガン銅合金の固体金属抵抗素子で、20 ppm/℃以下の低TCR、10 nH以下の低インダクタンス、2 µV/℃以下の低熱起電力（EMF）を特徴とし、動作温度範囲は－65℃ ～ ＋170℃です。製品はRoHSに準拠し、ハロゲンフリーでビシェイ社の「グリーン標準」に適合します。
サンプルおよび製品は既にご提供可能で、量産時の標準納期は6 ～ 8週間です。
ビシェイ・インターテクノロジー社は、世界最大のディスクリート半導体および受動電子部品ポートフォリオのメーカーです。同社の部品は、自動車、産業、コンピューティング、テレコミュニケーション、航空宇宙、医療における革新的なデザインに採用されています。The DNA of tech.™のビシェイ社はニューヨーク株式市場上場(VSH)のフォーチュン1000企業で、世界各国のお客様を支援します。ビシェイ社のホームページは www.vishay.com。
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「Power Metal Plate」は、ビシェイ社の登録商標です。
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